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屋根・外壁の塗装や塗料

塗装のイメージ画像

 

こんにちは。家丸です。

今回は屋根や外壁で使用している塗料や塗装についてお話しします。

 

 

1 塗料の種類

 

屋根や外壁の塗装に使用する塗料は主に5種類です。

それぞれ価格や耐用年数に違いがあります。

 

 

ウレタン塗料

価格が安価で耐用年数は8~10年ほど。

密着性が高く汎用性があるため雨樋などの付帯でよく使用されています。

昔は外壁塗装で使用されていましたが、今はシリコンや他の塗料が主流となっています。

 

シリコン塗料

価格はそれほど高くなく、耐用年数は10~15年ほど。

価格と耐久性のバランスが良く、近年屋根や外壁塗装で主流となっています。

 

 

フッ素塗料

価格が高い分耐久性も高いです。耐用年数は15~20年ほど。

耐候性が高く、長持ちするためスカイツリーや六本木ヒルズなどの有名建築物にも使用されています。

 

 

ラジカル塗料

2010年代に販売が開始された新しい塗料です。耐用年数は10~16年ほど。

シリコン塗料とほぼ同じ価格帯でありながら、シリコン塗料よりも耐用年数が長く、コストパフォーマンスが高い塗料です。

 

「ラジカル」とは、塗料に含まれる顔料が紫外線などの影響を受けて発生させる劣化因子のこと。

ラジカル塗料はその劣化因子を塗膜の内側で抑制します。

 

無機塗料

価格は高いですが、耐久性が高く、紫外線で劣化しない石やガラスなどの無機物を塗料の成分として配合しています。

耐用年数は15~20年ほど。

 

 

 

2 塗料のタイプ

 

塗料は、上記の種類の他に「水性か油性か」「1液型か2液型か」とタイプが分かれています。

 

 

水性塗料と油性塗料の違い

 

塗料は「顔料」「樹脂」「添加材」の3つの成分で作られています。

それぞれ個体なのでそのままでは塗装をすることができないので希釈する必要があります。

希釈する時に使用する液体が水なら「水性塗料」、シンナーなどの溶剤を使用するものを「油性塗料」と言います。

 

 

油性塗料

溶剤を使用するため臭いが強いというデメリットがありますが、シンナーを使うため揮発性が高く乾燥するまでの時間が短いです。

また、強い耐久性を持っています。

 

水性塗料

臭いが少なく、VOC(揮発性有機化合物)の排出も少ないため、人や環境への害になりにくい塗料です。

油性塗料に比べて安価ですが、塗装の際天候に影響を受けやすかったり、鉄やつるつるした材質のものには適さないといったデメリットもあります。

 

1液型と2液型とは

 

希釈する液体の他に、屋根や外壁の表面に強い塗膜を作るための「硬化剤」を混ぜて使用します。

硬化剤が最初から主材(塗料)に混ぜてあるものを「1液型」、硬化剤と主材(塗料)が別になっているものを「2液型」と言います。

 

2液型

硬化剤と主材(塗料)が別になっているものを指します。

使用するたびに硬化剤を混ぜ合わせる必要があり、混ぜ合わせた塗料は保存できないため使い切らないとなりませんが、

1液型と比べ、より強い塗膜を作ることができます。

 

 

1液型

硬化剤が最初から主材(塗料)に混ぜてあるものを指します。

使用するたびに硬化剤を混ぜ合わせる必要がないため手間がかかりません。

余った塗料は翌日も使用でき、2液型より安価というメリットがあります。

 

 

 

3 塗り方

 

基本的に屋根も外壁も3回塗りが必要です。

 

下塗り

外壁や屋根の下地の処理の後、最初に行う塗装を下塗りと言います。

屋根、外壁を保護し、新しい塗料がきれいに発色して長持ちするために大切な作業です。

 

 

中塗り

厳密には後述の上塗りを2回行うことになるのですが、1回目の上塗りを中塗りと言います。

2回に分けて重ねて塗料を塗ることで、ムラがなく均等な仕上がりになります。

 

 

上塗り

中塗りの後に行う塗装です。

下塗り、中塗りがきちんと行われていれば屋根、外壁はきれいな発色で長持ちします。

リフォーム業者の中には3回塗りを行わず、下塗りや中塗りを省いて2回しか塗らない悪徳業者もいるようですので注意が必要です。

 

 

 

塗る方法

 

屋根、外壁の塗装は主にローラー、スプレー、刷毛の3種類で行います。

 

 

ローラー

一般的には屋根も外壁もローラーで全体を塗っていきます。

細かい部分は塗りにくいですが、塗料を無駄にせずに広範囲を塗ることができます。

 

 

スプレー

機械に塗料をセットして、霧状に噴射して吹き付ける方法です。

低コストですが、塗料が周りに飛び散りやすく、機械の騒音が大きいなどのデメリットがあります。

 

 

刷毛

刷毛で丁寧に塗装する方法で、職人の技術力で仕上がりに差が出ます。

広範囲の塗装には向いておらず、面積の小さい部分や細かい箇所の補修や仕上げに使われることが多いです。

 

 

 

4 家丸で使用している塗料

 

家丸がお客様におススメしている塗料をご紹介します。

 

弊社ではアステックペイント社の超低汚染リファインシリーズを使用しています。

https://astecpaints.jp/feature/ultra-low-pollution-paint/refine_mf_si/

 

・汚れが付着しにくく、汚れても雨水とともに洗い落とせる

・紫外線に強く、塗料の劣化が進行するのを抑える

・遮熱性に優れ、室内温度の上昇を抑えて生活環境を快適にする。

という特徴を持ち、長期に渡って美観を保ちます。